VR NEWS

15.03.25

音も見回す世界がやってくる:ビョークのVR作品

このサイトでいくつかのVR体験を紹介してきましたが、やっぱりきましたVRの音楽作品。ただちょっと違うのは「音源も連動する」であること。つまり向いている方向で音響が違う、これは少し興味深い。

engadgetで興味深いニュースを発見しました。 ビョークがOculus Rift向けのパノラマVRを利用した作品[Stone Milker]を発表したそうです。(元記事)元記事を引用しますと 「30人ほどの弦楽器奏者それぞれの楽器にマイクを取り付け、実際に曲が書かれたアイスランドの海岸を舞台に、弦楽器奏者に360度囲まれているような音響空間を体験できるようにデザインされている。」 ということ。 ビョークのオフィシャルサイトの「貴方の周りに30人のプレーヤーが輪を描いて座っているかのように」というような体験ができるのでしょう。 レコード店「Rough Trade」にて体験できるということですが、とても興味深いですね。 いままで映像の360度のサブ的な要素として3D音源を用いることはありましたが積極的に3D音源を利用した作品は今後も増えるのでしょうか? 映像作品にも言えることですが「制作者の意図」を弱め、「視聴者の意図」を反映しやすいのがVRコンテンツの特徴といえるでしょう。(VRであるからには、一般的な作品に比べて「リアル」と感じる必要がある=何かしらの作用を及ぼすことができると仮定しています。)そのときに制作者に求められるのは表現力やアイデアだけではなく、構成力や人間工学的な知識なのかも知れません。 映像作品からカメラアングルの拘束力を弱め、音楽作品から音響の世界を弱める。その中で試されるのは、作品そのものの本質の力なのかもしれませんね。 引用元:Bjorkオフィシャルサイトengadget(日本版)