VR NEWS

15.03.26

Oculus Riftを超える簡易VRヘッドセットは生まれるか?

現在発売中のもので、高品位なVRを提供できる最も有力なハードウェアは「OculusRift」ということに異論がある人は少ないでしょう。しかしその最大の欠点は「有線」であること。その有線が無線化する日が近いかもしれません。

現在発売中のVR体験ができるハードで、高品位なVRを提供できる最も有力なハードウェアは「OculusRift」ということに異論がある人は少ないでしょう。 しかしその最大の欠点であり有利な点は「有線」であることです。Oculus Riftは所謂「360度のコンテンツを表示可能なPCモニタ」であって、ハードとしては「単体で解決しているわけではない」ものです。 「Oculus Rift」はPCと有線接続することで「PCの能力次第では高品位3Dをリアルタイムレンダリング」できるわけです。 逆に私達が簡単に手に入れることができるVRヘッドセットは、「ワイヤレス」ではありますが、あくまで「スマホ」の処理能力しかありません。いかにスマホが高性能化されているとはいえ、3DCGを作るようなPCに比べたら貧弱も貧弱。プロの格闘選手と喧嘩の強い小学生くらい差があります。 しかしあの「Oculus」の線、邪魔ですよね。  

■あなたは「SHIELD」を知っていますか?

少し話が変わりますが、知る人ぞ知る「Nvidea」(PC向けのグラフィックチップ(GPU)とかを作っている会社。グラフィック界のintelみたいな感じ)です。が開発中の、とあるゲーム端末があります。その名も「SHIELD」。 スクリーンショット 2015-03-26 12.59.44 「PS4とかXboxとか様々なライバルがいる業界に、よくもまぁ乗り込んできたな」と少し斜めからみていたのですが、何も勝算がないわけではなさそうです。それはこのゲーム端末、「クラウドゲーミングサービス」を売りにしているのです。  

■クラウドゲーミングサービスって何?

「クラウドでゲーム?オンラインゲームってこと?」 いやいや違います。 いま普通のゲーム機は、自宅に本体をおいて、 そこで3Dグラフィックスを生成し、画面に表示していますよね? クラウドゲーミングは 「オンライン上のPCで3Dグラフィックスを生成し」 「出来上がった映像をネットを通して表示する」 という方法をとっているのです。 つまり「本体が要らない」のです。 「本体が要らない=本体の保守や更新は必要ない」ということです。  

■何故そんな無敵なサービスがいままで生まれなかったのか?

  こんな魅力的なサービス、どうしていままで生まれなかったのでしょうか? 「日本は既得利権が・・」とか陰謀説はおいておいて、 この方法には少し問題があるのです。それが遅延です。 遅延とは文字通り「遅れる」ということ。 少し話を戻すと、 ゲームをしているとき「ボタンを押して」「画面に反映されるまで」 にコンマ数秒時間がかかります。 これは「ボタン押下→ゲーム機が処理→画面表示」という処理時間がかかるからです。 一般的にはあまり感じたこと無いかも知れませんが、 最もわかり易い例でいうと 「昔のAndroidのスマホ=遅延多い」 「iOS=遅延少ない」です。 俗にいう「もっさり」です。 ボタン押してから反応に時間がかかるゲーム、イヤですよね。 しかし「クラウドゲーミング」はこの問題が更に拡大するのです。 普通は 「ボタン押下→ゲーム機が処理→画面表示」だったのが 「ボタン押下→ネット→ゲーム機が処理→ネット→画面表示」なのです。 これを見ただけで「うわ、遅そう」と誰もが考えるでしょう。 僕もその一人でした。  

■今日の記事をみて、可能性があるのでは?と思った

  今日、impress Watchさんの記事に目を通していると中々すごい件正直がありました。 なんとこの「SHIELD」、遅延はわずか3フレームだというのです。 3フレームというと1/20秒。 体感できる人は出来ますが、殆どの人は体感できない数字です。 これはスゴイことです。 (ちなみにPS4などで普通にゲームをしているとそのくらいの遅延になります。これはテレビ側の遅延の問題などもありますが、今回は割愛します) つまりほとんど違和感なく、高品位なゲームが出来るということです。  

■この技術、簡易VRヘッドセットに使えない?

  そりゃすごいなぁ、と感心している場合ではありません。 つまりこの「高品位な3Dレンダリングの結果」を 「3フレームの遅延で表示できる」という技術は 要は「簡易VRヘッドセットOculusに匹敵する」ことができる技術だということです。 さすがにそれは難しいのでは?と考えてしまう人も多いでしょう。 しかしSHIELDのモニタは「5inchタッチスクリーンディスプレイ」です。 つまりスマホ程度のサイズのものです。 簡易VRヘッドセットは「5inchのスマホ」をカバーしているものが殆どです。 (厚みの問題があるかもしれません。その辺は弊社のinstanTRIPが解決しています←宣伝) これは、もしかすると・・すごい方向から簡易VRヘッドセットがOculusを抜く日が来るかも知れません。 Nvidia担当者様、いつでもご連絡ください。Oculusの背中が見えてきました。(笑) 出展:Impress Watch

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